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英語学習の成果を測定する方法|点数以外の成長も記録しよう

英語学習を続けていると、どのくらい伸びたのか分からなくなることがあります。試験の点数は分かりやすい指標ですが、会話で返答できた、英語の動画を前より理解できたといった変化も成果の一つです。記録しやすい形に分け、次の勉強へつなげる測り方を紹介します。

英語学習の成果は何で測るか

英語学習の成果を確かめる方法として、テストの点数や問題集の正答率がよく使われます。数字で比べやすい反面、話す力や聞く力の変化まで一つの点数で捉えるのは難しいものです。

成果を測るときは、試験結果に加え、実際に英語を使えた場面も振り返ってみましょう。以前は答えられなかった質問に返せた、字幕を見ずに短い会話を理解できたなど、日常の中にも変化は表れます。数字と実際の行動を並べて見ると、伸びている部分を見落としにくくなります。

点数だけでは見えない変化

テストの点数が前回と同じでも、英語力がまったく変わっていないとは限りません。問題を解く時間が短くなった、迷う問題が減った、長い英文を最後まで読めたといった変化が出ていることがあります。

リスニングでは、正解できなかった問題でも、話題や登場人物の関係をつかめている場合があります。会話では、文法に小さな誤りがあっても、言い直しながら自分の考えを伝えられたなら前進です。

正解したかどうかだけでなく、どこまで自力で進められたかを残しておくと、点数に表れる前の成長も確認できます。

話せた場面を記録する

英会話の成果は、語彙数や文法問題の正答率だけでは測りにくいため、話せた場面を記録します。「店で欲しい商品を尋ねられた」「オンライン会議で一度発言できた」など、実際の出来事を短く書いておきましょう。

うまく話せなかった場面も、何が言えなかったのかを残せば次の練習材料になります。「説明はできたが理由を続けられなかった」「聞き返す表現が出なかった」のように書くと、次に覚える表現が見えます。

毎回詳しい日記を書く必要はありません。日付、場面、言えたこと、困ったことを一行ずつ残すだけでも、数か月後には変化を振り返れます。

測定しやすい目標に分ける

「英語を話せるようになる」のような大きな目標は、達成したかどうかを判断しにくいものです。「自己紹介を1分続ける」「旅行先で三つ質問する」など、行動が分かる形へ分けると進み具合を確かめやすくなります。

目標を決める際は、期限と場面も添えます。「1か月後までに、仕事の予定を英語で説明する」のように決めれば、必要な単語や表現を絞れます。学習内容ではなく、英語で何ができるようになりたいかから考えてみてください。

単語数より使えた表現を見る

覚えた単語の数は記録しやすいものの、単語帳で意味を答えられるだけでは、会話中に使えないことがあります。成果を見るときは、覚えた数に加え、文の中で使えた表現も確認します。

たとえば「available」という単語を覚えたなら、「Are you available this Friday?」と予定を尋ねられるか試します。日本語を見て英語を答えるだけでなく、自分の予定や仕事の場面へ置き換えて声に出してみましょう。

一週間に覚える単語数が少なくても、会話で使える表現が増えていれば学習は進んでいます。知っている単語を、使える一文へ変えられたかを測る基準に加えてください。

聞き取れた内容を残しておく

リスニングの成果は、「全部聞き取れた」「ほとんど分からなかった」の二つに分けず、理解できた内容を細かく見ます。話題、場所、人物、数字、結論など、何をつかめたのかを書き留めます。

同じ音声を数週間後に聞き直し、最初の記録と比べる方法もあります。前回は単語しか拾えなかった音声でも、次に聞いたときは話の流れまで分かることがあります。

字幕やスクリプトを見る前に、自分が理解した内容を短く書いてください。その後で答え合わせをすると、聞き取れていない音や勘違いした表現を見つけやすくなります。

次の学習につなげる見直し

成果を測る目的は、評価をつけて終わることではありません。記録を見ながら、続ける学習と変える学習を決めます。伸びている方法は残し、停滞している部分は時間や教材、練習の仕方を見直します。

毎日確認する必要はなく、1週間や1か月ごとに振り返る時間を作れば十分です。短い期間で結果を求めすぎると、小さな変化を見逃しやすくなります。前回の自分と比べ、次に試すことを一つ選びましょう。

できたことから課題を決める

見直しでは、できなかったことを並べる前に、できるようになったことを確認します。「短い返答はできた」「文章の要点は聞き取れた」と分かれば、その先の課題を決めやすくなります。

短い返答ができるようになったなら、次は理由を一文加える練習へ進めます。話題を理解できるようになったなら、次は数字や固有名詞を聞き取る練習に絞れます。

今できていることの一段先を次の目標にすると、急に難しい課題へ移らずに済みます。一度に多くの弱点を直そうとせず、次の期間で取り組む内容を一つ決めてください。

まとめ

英語学習の成果を測るときは、テストの点数だけでなく、話せた場面や聞き取れた内容も記録します。大きな目標を行動ごとに分け、覚えた単語数より使えた表現を見ていくと、日々の変化を捉えやすくなります。振り返りでは、できたことを起点に次の課題を一つ決めましょう。

自分だけでは話す力の変化を判断しにくい場合は、英会話スクールで講師から定期的に評価を受ける方法もあります。会話の中で使えた表現や次に直したい点を具体的に教えてもらえば、自宅学習で取り組む内容も選びやすくなります。